アンディの闘病生活の始まり

ワンコのいろいろ
アンディ

現在アンディは膀胱癌で闘病生活を送っています。アンディと過ごす日々の記録を残したい。記録を残す事で同じ病気、他の病気で闘病生活をしているワンちゃんのお役に立てる事ができたらと思います。

始まり。

散歩から帰って時間もそんなに経っていないのにオシッコ。

さっきオシッコしたばかりなのにまたすぐにオシッコ。

アンディの頻尿が気になったのでかかりつけの動物病院に相談に行ったところ尿検査をする事に。

アンディの尿検査

アンディは他のワンちゃんを見ると吠えまくるんです。

それもしつこい。

声が高い方なのでよく響きます。アンディを病院に連れて行くのは大変です。

まずはアンディを病院に連れていかずに尿検査の容器だけ受け取り、オシッコをとって病院に持って行って検査してもらう事にしました。

オシッコの取り方はオシッコシートを反対に(ツルツルしている方)敷くとオシッコが吸収せずに溜まってくれるのでそこをすかさず容器で吸い取るとうまくできます。

翌日病院に持っていき尿検査をしてもらいました。

尿検査の結果は異常あり。

  蛋白質    2+    潜血     2+    白血球    多い  
2022/8/20 尿検査結果

※問題のある検査項目だけを抜粋。

尿蛋白  おしっこに含まれる蛋白。

正常な尿には蛋白はほとんど含まれないか、全く含まれないので体から排泄されたオシッコには蛋白質が出ることはありません。

正常値は、陰性(➖)で異常なしとなります。陽性(+)以上の場合は腎臓の病気が疑われます。

潜血 オシッコに潜んでいる血の有無。

正常値は、陰性(➖)で異常なし。

潜血には血尿とヘモグロビン尿の2種類があります。血尿は泌尿器系のどこかで出血があり、ヘモグロビン尿は血液中で赤血球が破壊されてしまう溶血性疾患や輸血の副反応で出る事があります。

白血球 おしっこに含まれる白血球数

正常値は顕微鏡で高倍率(400倍)1視野に5個未満。

白血球の増加の原因は包皮や膣の分泌物による汚染、尿路感染、無菌性膀胱炎、腫瘍、結石、発熱、まれに糸球体腎炎があります。

まず、膀胱炎を疑って1週間投薬する事にしました。

そして1週間後の尿検査結果。

  蛋白質    潜血    白血球  
 2022/8/20  2+  2+  多い 
2022/8/273+多い
尿検査結果

異常あり、強いお薬に変えて1週間の投薬。

1週間後の尿検査結果。

蛋白質潜血白血球
2022/8/202+2+多い
2022/8/273+多い
2022/9/032±あり
尿検査結果

またまた異常あり。再度1週間の投薬。

1週間後の尿検査結果。

蛋白質潜血白血球
2022/8/202+2+多い
2022/8/273+多い
2022/9/032+±あり
2022/9/102+1+多い
尿検査

膀胱炎ならばお薬が効いて数値が改善してきてもいいのに改善されず。尿結石等の可能性もあるので超音波エコー検査をする事に。

翌日に検査を受ける事にしました。

アンディの超音波エコー検査

エコー検査をする際は膀胱におしっこが溜まってないと膀胱が小さくなって観察できなくなってしまうのでおしっこを溜めないと正確に検査をする事ができないとの事。

オシッコを溜める…

アンディは頻尿…

我慢させる?

どうやって?

我が家には車がない。

我が家から病院まで歩いて25分位。

その道のりをオシッコをさせずに病院までたどり着くのは無理。

自転車に乗せる?

アンディが大人しく自転車のカゴに乗ってくれるはずがない。

以前(アンディが1〜2才の時位)、アンディを自転車のカゴに乗せて最寄りのホームセンターに連れて行った事があるのですが、吠えるはカゴから出ようと暴れるはで大変でした。そこで諦めずに慣れさせたら良かったのかもしれませんが私は断念しそれ以来自転車に乗せていませんでした。

アンディの体重は約6kg。

抱っこして連れて行く事は不可能ではない。

ただ、連れて行く事はできてもすぐに診察できるかわからない。

診察の順番が回ってくるまで抱っこしてオシッコをさせないでいられるか…

とても自信がない。

先生に相談したところ、診察時間9時からのところを8時45分から検査してくれる事に。

先生もアンディの性格を知ってくれていたので対応して頂きました。

とても助かりました。ありがとうございました。

6Kgのアンディを病院までの25分間を普通に抱っこして連れ行くのはやはり大変だと思い、何か良い方法ないかと色々と考えて思いついたのが、

スリングとリュック。

姉がよく姉の家で飼っているワンコを我が家に連れてくる時に使っていたのを思い出し、早速姉の所に借りに行きました。

家で試したところ、リュックは若干小さいような感じ。

スリングは前に背負うタイプのもので、こちらの方がある程度固定されるので大人しくしていてくれそう。

スリングを使う事にしました。

当日は早めに散歩に行き、散歩から帰ってからもオシッコしないか監視。

アンディにはかわいそうだけどオシッコされたらちゃんとした検査が出来なくなってしまうので早目に家を出て、時間までウロウロ。

最初は大人しくしていたアンディもスリングに慣れてきたのかソワソワしだし、私もオシッコしたいのか心配になりオロオロしてしまいましたが、診察時間まで無事持ちこたえました。

そして、診察。

アンディ頑張って❗️

大人しくしていないであろうアンディを検査して頂きました。

オシッコもちゃんと溜まっていて無事エコー検査できたとのこと。

今日の私の任務はとりあえず果たしたとホッとしました。

アンディも頑張ってくれました。

エコー検査の結果

白色で○で囲っているブヨブヨした塊が腫瘍の疑いがあるとの結果でした。

組織を採取して病理学的な検査をしないとはっきりとは診断ができないが、膀胱にできる腫瘍は悪性の可能性がすごく高いとの事。

腫瘍?

悪性?

って事はがん?

先生が色々説明してくれていたのですが、頭に入ってこず…。

先生の病院では病理検査ができないので他の病院を紹介して頂きました。

帰り道は、なんで?なんでアンディが…

頭の中でグルグルグルグル…

頻尿以外はとても元気なのに。

信じられないという気持ちからだんだん悲しくなってきて泣きそうになってしまいました。

犬に人の気持ちが伝わると言われているので、アンディの前では悲しいんでいるところは見せてはいけないと思い、今日はアンディ頑張ってくれたね、ありがとうという気持ちに気持ちを入れ替え帰宅。

母親に検査結果を伝えた時は泣かないように我慢していたのに我慢しきれずに泣いてしまいました。

母親に「アンディが見ているよ」と言われ、再度気持ちを入れ替え次やるべき事を考える。

先生から紹介していただいた病院は遠くて車のない我が家ではバスと電車を乗り継いで行くか、タクシーで行くか。

今後、通院する事などを考えたら毎回バスと電車で乗り継いで通うのはアンディと私のストレスになりそうだし、タクシーはやはり毎回のタクシー代を思うと…

治療費+タクシー代はきつい。

それに何か緊急な時にすぐに行く事が難しい等考えつつ、近くで診てくれる病院はないかと探していたら、姉からアンディの母親マロンも同じ病気で近くにある病院で診てもらってたとの情報が。

調べてみるとだいたい自転車で20分弱位。

タクシーで通う事になったとしてもなんとかなるかなと思える距離。

とりあえずマロンが通っていた病院に行ってみることに決めました。

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