がん、膀胱がん(移行上皮がん)について調べてみました。
がんとは。
誰でもなる可能性があるもので、予防はできても100%防ぐ事はできない。
人間の体も動物の体も細胞からできていて、これらの細胞は成長と分裂を規則的にくりかえして健康な体を保つために必要な細胞を増やしたり増やす事をやめたりします。
爪や髪の毛は一定の速さで伸びます。ケガをすれば増殖して傷口を塞ぎますが、傷が治れば増殖を止めます。
細胞は古くなったり、傷ついたりすると死んでしまい、新しい細胞に入れかわります。ところが、がん細胞は傷ついて死ぬはずの細胞が死ななかったり、体の命令を無視して不要な細胞が新しく作られたりと規則を破って作られる異常な細胞が腫瘍と呼ばれます。
腫瘍には良性と悪性があり、良性腫瘍はゆっくり増殖して体の他の部分に転移しません。一方、がんという悪性腫瘍は無秩序に増殖し続け、周囲に広がったり、肺や肝臓などの臓器など体のあちこちに転移し最後には死に至らせます。
膀胱がん(移行上皮がん)
膀胱粘膜の一部からできる腫瘍。
膀胱に発生する腫瘍は犬の腫瘍全体の2%未満。犬の膀胱腫瘍の多くは悪性で悪性腫瘍の中でも移行上皮がんが80〜90%を占め良性はあまりありません。リンパ節や肺、骨などにも転移する事が多く、一般的には根治は難しいとされています。
発症平均年齢…9歳〜10歳。
好発犬種…スコティッシュテリア、ビーグル、シェットランドシープドッグ
雌の方が雄より発生率が約2倍位高い傾向にあります。
症状…血尿、排尿困難、頻尿。一般的な膀胱炎と症状は同じなので膀胱炎と区別がつきにくい。
膀胱の「膀胱三角」と呼ばれる膀胱の左右尿管口と尿道口がを結んだ場所に最も多く発生します。
腫瘍が進行し、尿管を塞いでしまうと腎臓から尿が排出できなくなってしまいます。
尿道を塞いでしまうと尿が出せなくなってしまいます。
膀胱全体に広がってしまうと尿が溜められなくなり、膀胱に尿がたまっていないのに残尿感があり、おしっこをするしぐさをしたりと頻尿が悪化してしまいます。
尿が出なくなると急性腎不全になってしまいます。
膀胱がんは犬の尿路系腫瘍の中で最も発生頻度が高い悪性腫瘍です。治療には外科手術、放射線療法、内科療法がおこなわれていますが、治療を行っても半年~1年以内に亡くなることが一般的です。
調べて思ったこと
がん細胞め!
膀胱がんは犬の腫瘍の全体の2%と低い数値なのになんでアンディが。
きっとどんな病気にかかったとしてもそう思うんだろうし、誰しも我が家のワンコが病気になればそう思うんだろう。
元気いっぱいで、食欲もあってまだまだ大丈夫だと思っていたのに。
考えても、色々な事を思ってもどうしようないとわかっているけど、なんでアンディがと今でも思ってしまいます。
くよくよしてても時間は過ぎてしまうし、病気が治るわけでもない。
病気を受け止めて、少しでもアンディが穏やかに過ごせるように、少しでも長くアンディと一緒に過ごすことができるように、私ができる事は何なのか。
時間は無限ではなく有限なので一日一日を大切にしていかないともったいない。
アンディとの思い出をたくさん作っていこう。
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