虹の橋を渡った愛犬アンディを羊毛フェルトで作りたい。
羊毛フェルトについて
羊毛フェルトは人気のハンドメイドの一つでご存知の方が多いと思います。
特殊な針(ニードル)でチクチク刺して形を作っていくニードルフェルトが手頃に始められて、されている方やされた事のある方が多いのではないかと思います。
羊毛フェルトにはもう一つ石鹸水を使ってこすって縮めフェルト化にしていき、針や糸を使わずにカバン等を作成するというものがあります。
数十年前になりますが、この石鹸水で縮める方をメインとしたクラフト教室に通っていました。
最近は作成していないですが、好きな色を組み合わせたり、異なった素材と組み合わせてかばんを作ったりできるのでとても楽しいです。
今回はリアルな愛犬アンディを作成したいのでニードルフェルトの方に挑戦します。
羊毛フェルトの種類
羊の種類もたくさんあって、羊によって特徴が異なります。
羊毛フェルトに最適で一般的に使われているのがメリノという品種の羊の毛です。
刈り取られた毛は様々な工程を経て加工されていきます。
<スカード>
羊から毛を刈り取った後、洗った状態。
<スライバー>
スカードからもつれあった繊維を一定方向に揃えたもの。
<トップ>
スライバーから短い繊維を取り除いて長い繊維だけにしたもの。
シート状に加工されてたもの。
これらの羊毛を用途に合わせて使います。
道具
ニードルフェルトは、羊毛・ニードル針・フェルティングマットがあれば始められます。
練習・作成に向けて
ニードルフェルトはあまりやった事がないのでいきなり、リアルフェルトに挑戦するのは難しそうで、途中で挫折しそうな予感が。。。
まずは基本から学びたい、学び直したい。
主に動物を作成できたらいいなっと思ってネットを検索。
フェリシモのサイトを見ていたら、
『ニードルフェルトで作る動物たち「はじめてさんのきほんのき」の会』
というのを見つけました。
作成する動物達も可愛くて、一通り技法も学べそうだし、セットになっていて必要なものは大体揃って届くみたいなのでいいなっと思い、まずはこれから始めてみることにしました😁
本の紹介
『フェルト自由自在 スピナッツの本棚・5』 発行日2008年7月31日
数十年前に石鹸水を使った羊毛フェルトを習っていた時におすすめされた本で、当時はパラパラと読んだだけで、あらためて読んでみました。
主に石鹸水を使った羊毛フェルトについて書かれている本です。
この本の使い方
この本では、掲載している作品を作りましょう、という書き方はしていません。
自分の作りたい物が作れるよう、基本のプロセスと、型紙を大切にしています。
そして、自分の好きな素材から、サンプルを作り、型紙をおこし、どんどん応用していけるよう、フェルトの先輩達が、丁寧に説明、道しるべを立ててくれている本です。
フェルト自由自在
目次のページにこの本の使い方として記載されている文章で、
石鹸水を使った羊毛フェルトを一度も経験したことなければ、少しわかりにくい(想像しにくい)ので入門書としては向いてないのではないかなと感じました。
経験した事がある方ならこの本1冊でたくさんのテクニック、応用が記載されているので羊毛フェルトの世界が広がっていくのではないかなと思います。
羊毛の品種の一覧が写真付きで特徴や作品なども掲載されているので作品作りの参考になります。
大きな敷物やフェルトの家の作成工程も掲載されていて羊毛フェルトについて詰まった本で羊毛フェルトに精通された方が書かれた本だなと思いました。
フェルトはヤル気と根気です。
フェルト自由自在
この本の最後に書かれているのですが、とても納得しました。
石鹸水を使ってこすって縮めてフェルト化させるには時間と体力が必要です。
ニードルフェルトもチクチク刺して形成させるには時間と集中力が必要です。
集中しないと針で手を刺してしまい、けっこう痛いです。
ヤル気と根気が必要です。
ヤル気と根気を持ってリアル羊毛フェルトを作成できるように頑張りたいと思います!
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