膀胱癌(移行上皮癌)の検査に行きました。
アンディ検査に行く
早速、エコー検査の翌日に病理検査等アンディの検査が可能か病院へ電話してみました。
「診てみないとわからない」との事。
まぁ、そうだよな。
初診なので直接病院の受付に来てくださいとの事だったので翌日午後の診察時間に行く旨伝え、早退して行く事にしました。
初めて行く病院なので少し緊張。
だいたいの場所は姉から聞いていたので行けるだろうとちゃんと場所を調べずに行ったら道を間違え遠回り。
後ろカゴに乗せてるリュックがもぞもぞとしだしてきました。
アンディが落ち着かなくなっていた頃だったのでアンディごめんと思いつつ携帯で場所を確認し無事に到着。
エコー検査の画像と尿検査の結果を受付に渡し受付を済ませ、ドッグランがあったのですかさずドッグランに行きアンディをリュックから出す。
無事に着いた事でほっと一息と思っていたら、他のワンコを見つける度にアンディが騒ぐ騒ぐ。
おやつで気を引きながらしてたら、姉が来てくれ一人で心細かったので安堵。
そうこうしている間に呼ばれて診察室へ。
膀胱がん(移行上皮癌)の検査。
初診の時に実施する検査は、超音波エコー検査・肺のレントゲン検査・腫瘍の組織生検・血液検査・尿検査。
超音波エコー検査・・・膀胱内を観察して腫瘍らしき塊があるかを見ます。
肺のレントゲン検査・・・肺に腫瘍が転移する事があり転移していないかを見ます。
腫瘍の組織生検・・・尿道カテーテルで細胞や組織を吸引して顕微鏡で分析します。尿道カテーテル採取は麻酔なしで行えます。がんの疑いのある部分の大きさや位置によっては、針による組織吸引では採取できないことがありその時は全身麻酔をして切開して組織を取って検査します。
血液検査・尿検査・・・健康状態を見ます。
アンディ検査へ
まずはエコー検査をするとの事で待合室で待機。
人気のある病院で待ち時間が結構あると聞いていたので、オシッコを溜めておらずエコー検査できるのか不安。
少しして診察室に呼ばれて一緒にエコー検査のモニター画面を見させて貰いました。
アンディは看護師さん二人がかりで仰向けで顔にタオルがかぶさっていて動き出す時もありましたが、大人しく診察させてくれました。
オシッコが溜まってなかったので少し見にくかったんですが、腫瘍らしき白い塊と尿道部分にも白いブヨブヨしたものがあり、腫瘍の可能性が高いとの事。
生検は尿道カテーテルを挿入して組織を吸引するのが一般的ですが、アンディの場合は尿道にブヨブヨしたものがあり、尿道カテーテルを挿入する事によってブヨブヨしているものを刺激したり破壊したりして悪化してしうリスクがあるとの事。
外科的生検(切開や切除)という方法もあるが、塊のある位置が切開や切除するにはリスクがあり、麻酔をするのでアンディにも負担がかかるとの事。
肺のレントゲンは画像を見ながら説明していただき腫瘍らしきものは見当たりませんでした。
生検をするのにリスクが伴うが検査をするかどうか…
犬の膀胱腫瘍は悪性が多くエコー検査、尿検査の結果から現時点で悪性の可能性が高いとの事。
外注になり100%という訳ではないが尿検査で調べる方法もあるとの事。
今の段階で悪性の可能性が高いのであれば、リスクを負いかつアンディに負担をかけて検査をする必要があるのだろうか。
この時から選択と決断の繰り返しが始まりました。
私は生検はせずに尿検査の方を選択しました。
検査結果は1週間後。
その日は皮下点滴とビタミン等の入った注射と内服薬をもらって診察は終わりました。
皮下点滴・・・首から背中にかけて皮膚の下(皮膚と筋肉の隙間)に注射針を用いて輸液剤を入れる方法で、1度にまとまった量の輸液剤を投与して周囲の毛細血管からゆっくり吸収されます。処置にかかる時間は10分程度で犬の負担も少なくて済みます。自宅でも処置が可能。軽度の脱水症状、慢性腎疾患による脱水症状のケアに適しています。
初めての皮下点滴でした。
写真のようなコブができてタポタポしています。
17時に病院に着いて、帰宅したのは21時近くになっていました。
尿検査結果
2022年9月23日。
秋分の日で仕事は休み。
動物病院は土日祝も診察してくれていて尿検査の結果を聞きに病院へ。
評価
異型性を有する移行上皮の出現(特に移行上皮癌を疑う)
もしかして違ったりしてと期待をしてしまっていましたが、膀胱癌(移行上皮癌)との診断となり治療を始める事になりました。
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